戦術の理解度で差があっただけに勝ちたかった試合
2016 / 05 / 13 / 金曜日 / 12:07 | Category footballFC東京はサガン鳥栖とホームで戦いました。
この様な日が訪れるとは。去年の今頃は武藤の移籍話でもちきりだったのに。。。
東京に布陣は、前節で結果を見せた高橋がスタメン。
この試合でもセカンドの意識、ボールをちゃんと繋ぐ事と意外性のある攻撃参加と有益でした。
試合は鳥栖の守備を固めてきた中、前線からのプレッシャーが弱く完成度が高く無く、東京がマイボール時にはサイドを使って攻める事が出来ました。後半から鳥栖のラインは高く保たずに引いてきたので東京はより攻勢に戦えました。
しかしクロスを上げてもGK林の守備範囲が広い事や中の人数の少なさ、アイデアに欠けた状態で決定的なチャンスを作れど得点には遠く。カンペキに崩すなんて出来ませんでした。
前半のバーに当たる高橋のミドルや後半頭の小川のFKは運さえあればというシーンでした。
東京が危ないシーンというのはそれほど無く、湘南戦の様にカバーをしっかりしながらのプレーで、とりあえず勝ち点を落とさないサッカーなんだという印象です。
とにかく個人レベルでのストロングを生かして戦えてるからのサッカーになってしまっています。
過密日程含めある意味仕方ないです。去年の7割分の得点源がいないんだし。。。
今日は案の定ミラーゲームでしたが、個の力では勝った箇所が多いだけに相手の嫌な所や攻めの人数を増やしても？とつい思ってしまいます。時間の経過と共に本当に東京の選手はしんどそうでしたが…
守備の再構築はこれをベーシックに、攻めをサイドからのみでは対策は簡単です。高橋のミドルや3列目から飛び出して来た様に、意外性やゴールへの執着を次は見せて欲しいです。ネット揺らしてナンボのスポーツです。
前田へ当てた後の人数も少ないです。基本浮き玉だし…。攻めのリズムを中盤から前へ推移して行く事が大事だと思いました。
しかし、下位のチーム相手にこの成績。この先の相手を見ると、どうなることやら…。成長に期待したいです。
