シュートをしない、リ・アクションサッカー
2016 / 07 / 09 / 土曜日 / 23:37 | Category footballFC東京はホームで甲府にウノゼロで勝ちました。
とにかく、室屋はただ個人の為だけでなくチームをしっかり観ながら怪我を治していたんだと素晴らしい才能の選手だと確信しました。裏に抜ける、逆サイドに展開する。チームに足りないアグレッシブさを存分に見せてくれました。
この試合は東京がどうこうというよりも、甲府が戦力ガタガタで攻撃時の柱も無く守備時に何とかブロック作って守る。そんな試合展開でした。
これを崩したのは主審と東京のオフェンス。攻撃が詰まればまた組み直せば良い位の甲府の守備は後ろにベタ引きのでした。
ここでミスしたら相手の時間になると言う中途半端な位置でボールを失い、自分達の時間を失いました。また、オフェンスが手詰まりした際のムダなファウルも無意味でした（これは主審のジャッジも・・・）。上手くスローインにする事や、詰まったら後ろに捨てれば良いのに本当に勿体ない。
サイドからの攻撃からのシュートも無く、結果終盤に前節の様な展開を恐れ守備に追われました。森重が途中交代したのもその心理状態を招いた一因ではあります。
まーた結局、采配です。ムリキを引っ張った意味が分からないです。彼も今日はやる気のないプロとは言い難いプレーを散見しました。早々に前田か平山のターゲットに代えても良かったです。
それでも個人で勝る東京は終盤もカウンターを仕掛けれます。バーンズ・ムリキのスピードは活きます。ただし、何故もっとシュートを打たないんでしょうか。ゴールへ突進しないのでしょうか。
甲府相手に最後の時間ペナ内でもボールを持ち続ける姿、あれは現在からどこへサッカーをシフトさせて行きたいのか全く見えません。ただ勝ち点を積み上げる事は、この試合がたまたまセットプレーがハマって、４３分の相手のビッグチャンスをバーと秋元が防いだ。それを語った、と言う事になってしまいます。
