東京は最近ハマっていたボランチを変更。梶山と橋本と、高橋では無くあくまでもパスを回す前節の様な戦い方を望みました。
前半からのハイプレス。胸を打ちました。チャンスは自然と東京へ。前田の後一歩の所や翔哉のシュート。浦和のチャンスを生まない様に前線からプレスをかけて、ボール奪取とセカンドの争いで負けておらずフットボールの質は高かった。しかし、このペースが90分続くのかと不安でした。
後半に、梶山のスルーパスから翔哉が抜け出した所を阿部がファウル。PKを森重が決めて先制でした。「大分会」等で知っている者同士でしたが、キッチリ仕留めてくれました。
ここから東京は後半の残り40分近くを完全に守備に割いてしまった事は一つの問題であったのかもしれません。これは誰もが思う疑問点だと思います。もっとスローダウンするとか、ペース配分さえ考えれば、、、
確かに浦和は失点してからペースを上げてきました。しかし58分に河野→丸山。67分に翔哉→高橋は、露骨に守備のメッセージがありすぎて、前からのプレスが追っつかずにラインは下がり押し込まれてしまいました。それでも吉本の全消し・室屋は宇賀神・関根のポジションチェンジに柔軟に対応する等、集中していました。まぁ、橋本の決定機を決めていればより。。。
篠田監督は一週間浦和戦の事だけしか本当に考えてこず、体現していました。
そしてタイトルの事。1失点目のシーンです。森重は室屋に前へプレスに行けと突然指示を出します。室屋は自分のポジションを捨ててプレスを掛けますが当然関根がそこに入ります。遅れてきた梶山がマークに入りますが時すでに遅し。クロスからチュンソンに決められました。
何故でしょう??セットして守っているプランがその指示一つで崩れました。勿論そこだけではないのですが・・・。
失点後の東京は体力の消耗、オフェンスのコマ不足と交代選手との意思統一が全くなされずDFは決壊し敗戦です。2失点目には森重は秋元へ叱責と言うより怒鳴りつけている様子でした。東は3失点目からうつむき加減で、終了のホイッスルが鳴った瞬間ボールを怒りをぶつけるの様に蹴り上げました。
今日の試合では監督の意思はしっかり選手は試合へ落とし込まないとダメなのかと言う事を思い知る機会でしたが、逆に浦和の余裕さ。追われているのがどっちのチームか分かりませんでした。
精神的にきついでしょうが、バラバラにだけはならない様に応援したいです。