東京の2016年、何とかいつもの中位に落としたという印象ですが、前年度との比較や補強もあった期待感から残念な一年と言えるでしょう。
一番は、第二次城福政権の崩壊。ボランチ問題とか怪我人以上にやりたいサッカーが選手へ浸透されなかった。指揮官と選手の歩調が全く合わないと本当にテンションも落ちるのが顕著に見えた前半戦。
もう一つ苦しいのはACLのプレーオフで良かった形からの怪我人続出。そしてU-23も平行で行われる中でのメンバー選考。
東京として、一つのチームとしてチャレンジを試みて失敗しちゃいましたー、って言える程余裕も無く観客動員数も減る試合内容を繰り返す戦術しか引き出しは無く不甲斐ない状態は続く。
篠田監督に変わり、昨年の守備を前線からする戦術へ切り替えると共に選手と一緒に構築するサッカーを行い修正。そこで日替わりヒーローの様に何とか勝ち星を拾うけれど歯がゆい試合もちょっと。特に個人的にはホーム浦和戦の失点シーンは悔しかった。http://nassrula.s602.xrea.com/ball/20160917/の所で書いた森重の判断。良い時は粘り勝ちする事もあるけど、失点の仕方が選手自身での状況判断次第へ委ねられてしまっていました。
オフェンス面も結局前線が固定せず。しかしながら中島の成長、草民の新境地開拓や河野のゴラッソは来シーズン東京へ新しい選手が入って来てどうなるかとても興味深いです。
そして何と言ってもGK。正直に言ってJ1で優勝を狙えるレベルのGKでは無かったのと同時に補強を誤った一例でした。他にも、今シーズンの補強は現段階で決して有益な結果を残せなかった選手はいました。フロントが本当にプロになって、今シーズンの様なスローガンを恥ずかしくもなく出せるのではないでしょうか?
マイナス面ばかり書いてしまいましたが、勿論東京が無くなるわけでも降格した訳でもなく来シーズンは楽しみです。補強含め、オフシーズンに色々妄想膨らましておきましょう。