シーズン最後にタイトルを奪還したのは、今後において大きいです。東、森重と中々恵まれなかった選手がカップを掲げる姿には感動すら覚えました!
東京は終始レイソルをハメにハメました。ACLからの森重アンカーシステム。アダイウトンの左での途中起用。シーズン最後に積み上げた物を昇華しての勝利。失点シーンの波多野はまぁ・・・。
対するレイソルはメディアが散々オルンガと言う位にシンプルにオルンガにボールを当ててきましたが剛とオマリが対応、こぼれを回収する気持ちを持って対応出来ました。あれ程オルンガに縦ポンでは、逆にドツボにハマった状態でした。
アンカー、そしてフォアリベロにもなれる森重は声でもチームを牽引。江坂に仕事をさせずそしてオルンガのマーク、こぼれ球の回収からフィードでの好展開とマルチに活躍したのが素晴らしかった。
先制点のレアンドロの4人抜き!これはルーカスの名古屋戦の様に軽やかにDFを交わす素晴らしいゴール!そして、決勝点となったアダイウトンの2点目!
これも川崎戦を彷彿とさせる相手の中途半端なクリアからのショートカウンターの形。
アダイウトンと三田は途中交代でしたが、これもしんどい時間帯にもうワンギア上げる為の毎度見る交代。今シーズン積み上げた物。ただシンプルにこの一戦用に仕込んだ訳でないのは、2021シーズンにおいても堅守速攻を魅せてくれる。そんな試合展開になりました。
04年、09年と続き三度目のルヴァンカップ。天皇杯も1度。さぁ、来シーズンこそリーグ制覇へ!まずは新年早々の喜びを東京に関わる人全てが分かち合う、そんな良い試合でした。