東京も名古屋グランパスもお互いに守備が特徴のチーム。手堅く塩試合になるかと思う前半の展開。
東京の両SB、特に左SBの選手がおらず蓮川がマテウスの相手をするという状況。渡辺凌磨も守備に参加する形になるも、失点はやはり経験の差。マテウスが蓮川を出し抜き柿谷に押し込まれ早々に失点。
前半は結局ロングボールと潰し合いの多いアンチフットボールに終わる。セットプレーから決めてれば良かったが。
後半に東京は交代策で打開を図る所なのに・・・。55分ウヴィニを剛に交代。三田→東はまだ分かるがCB同士を怪我ではないのに交代する点には疑問でしか無い。オマリと比較してまだ馴染めていないが守備の強度は酷くは無かった。結果論ではあるが剛が失点に絡んだ所も含めて疑問符であった。
今から繋ぐサッカーを実行しても川崎戦同様付け焼き刃である上相手は想定内で守備をしてくる為にその後の交代策も多く実らず。
結局アダイウトンの強引な一発にのみで終わってしまう。
その直後の3点目はどうにも気が抜けていたのか。勿体なかった。気を引き締めれる選手がいないのが「ヌルい」東京になっている。
試合後のスタッツとしては、ファウルが多い。繋げない、セカンドの取り合いのデュエル等。シュートの形に行ったが決まらないのではなく、崩したシュートシーンは殆ど無かった。そんな試合でまた中3日。選手起用含めどの様に改善するか。少なくとも若手の育成を止めたり、90分での勝利を逆算した交代起用をして欲しい。