とにかく残留争いをしている相手に苦手意識がある東京。前節はG大阪相手にスコアレスドロー。そして今節は前半は完全に埋められて失点をし、らしくない状態。
試合前のフラッシュインタビューでアルベルは、「前節からの反省を活かす」と話していたけれど失点シーンはボール奪取後に直ぐボールを奪われてからフィニッシュに行かれる。ここは前節にもプレッシングを激しくDFに寄せられると前に繋ぐ事が出来ず。失点シーンだけでなく、ハイプレスに苦しみ捕まり相手のチャンスになる事が多々見られる。ハッキリとクリアする、ディエゴだけでなく中盤の選手がフレシキブルに中間ポジションを取れていてサイドに展開する事が出来なかった。
後半開始、安部柊斗→東。紺野→アダイウトンに交代。アダイウトンの独力も芝の影響だけでなく暑さもあるのか上手く行かず。時間の経過と共に、顕著に神戸の守備的にはなる。フィリッピ、レアンドロを交代する。
メッセージとしてブラジル人の気まぐれコース、なのか繋ぐサッカーなのかゴールからの逆算がどうしても出来ていない。90分のレアンドロのゴールは見事だが、その後も単発も打てずに終了。
相手の気持ちがとても出ていたのは当然であるにしても、それをいなしてゴールを陥れる迄のチーム力は無い。その様に見えたのは私だけでしょうか。
残りシーズンの試合も数える程。試合後にはまた口癖の様に「成長するにはミスが必要」とアルベルは話すが、いつになったらそのミスを無くせるのか。その仕事は選手・監督自身にも責任はある。
怪我や疲労が溜まるこの時期とは言え、試合はまた来る。今日の相手がそうである様に、負けてはいけない。いや、勝たなければいけない試合しか無い。週末は新国立競技場での試合が待っている。