色々変わったホーム開幕。味の素スタジアムでの諸々も変わっていた。試合前から盛り上がりを見せる開幕であったが東京は3万人の観衆を沸かせられる程の結果を得られずに引き分け。
スタッツを見れば枠内シュート広島13本に対し、東京4本。サイドは前半から崩され形は作らてしまう。ボランチと言うよりも収まり落ち着き所がない為に相手に奪われてしまう回数が多く中々上手く行かない。
プレーがネガティブであるからか。ただ、相手にも救われたがシュートブロックや最後の部分は体を張って阻止する。やはり今季も東京はカウンター系の守備重視なんだと、荒木のフラッシュインタビューでも感じる。先行逃げ切りで、失点してはいけないんだと。
ただ、東京がPKで失点してから直ぐに繋いで荒木がゴールした点は非常に素晴らしいと感じる。スタジアムの雰囲気もよし。後この試合に足りなかったのは、次のトドメの得点のみか。
東京が得点してからの展開はお互いにカウンターの応酬(あまりよろしくはないが)で、ドリブルで剥がして進む事も出来た。
それだけに、前半からの展開で個人の突破や剥がす方法をもう少し考えれなかったのかと感じてしまう。それ程途中交代のジャジャや俵積田に可能性を感じる試合であった。
まだ2試合といえど、積み重ねて行きたいと監督は言う。昨年から何をどう積み重ねているのか。選手選考と中身をしっかりとして、より結果にこだわるフットボールをするのか注目なのか。