我らがFC東京はU-23の活動で松木・荒木・野澤大志ブラントンが不在。
サブに寺山や長友、完全移籍した遠藤渓太などを控え、16年ぶりのリーグ戦東京ダービーを挑む。
互いにデュエル激しくボールの行き交う展開。俵積田の突破や小柏の裏抜けを活用しながらゴールへ向かうもチャンスが中々生まれず。そうなると、相手のショートカウンターに少し手こずる。
だが前半の28分に安西がPKを与え失点。そこからエンリケの展開ミスからショートカウンターでまた33分に失点。あまりにも立て続け、そして中盤への高・小泉辺りへのパスを狙われていたか。
見事に試合の流れを持ってかれそうな中、43分にイエロー2枚で安西が退場。10人かつ、流れの良い時のメンバーも不在。ハンデにしては重たい試合になった。あの退場でフットボールが壊されたと感じたが、結果としてはいかがであろう。
1人少ないながらも東京は前線からのプレスやリズムを変えずにゴールへ迫る。デュエルの部分でも負けずに時間を取らず攻撃を進める。特にこの試合、白井・小泉・仲川に関しては広くなったスペースを埋める事を行い白井に関しては1アシストを記録。スプリント27ととんでもない戦績をたたき出した。
後半は仕方なくもありカウンターを仕掛ける格好になったが、まだ早い時間帯に追いついた事により東京サポーターにより火が付き声量で後押ししたか。交代も長友の投入する等と、相手に取って嫌なタイミング(東京が1点かえした後)に交代出来た。スタジアムの雰囲気全体で相手に負けないんだ、という気持ちの入ったプレーが続いた。
ロスタイムも4分に差し掛かる所、もう厳しいかという所でパワープレーから遠藤の一振りで同点に追いつきドロー決着。最後に決め負けないのが東京ダービーらしいか。とてもFC東京らしい試合であった。
主力の不在、10人と言う中ではあるがもう少し早く追いつき勝ち越して欲しかった。クラモフスキーもフラッシュインタビューで勝ちたかったと述べていた。
さて、結果論でこれで良いではなく次はルヴァンを挟んでFC町田ゼルビア戦。厄介な相手なのはユースっ子達やそれを観てきた方なら承知の相手。もっとミスを無くし、狙われている箇所を修正する力をつけなければいけない。