相手ありきでフットボールは成り立つ(第29節 A広島戦)

2024 / 08 / 31 / 土曜日 / 21:54  |  Category football

FC広島にアウェーで2-3と敗戦。

この台風から開催がどうなるのか。前日に新幹線が止まり、東京に戻り…。選手のコンディションやAWAY参戦されたサポーターの方々は本当に大変な一戦であった。

コンディション不良を感じない程走る白井。ディエゴとこの試合先発のエヴェルトンは暑さにやられている印象はなかった。
ただは何よりチーム全体が重く、相変わらず後ろに重心がかかる。前からプレスはこの蒸し暑さではノーマルでも難しい。より相手の方が、かいくぐるのにも長けていた。
相手はプレスが早く、ボールを奪う位置も高くは中々前へ進むのも難しい。

DFのクリアは適当になり、また相手のターン。その中で失点を積み上げてネガティブな試合運びをしてしまう。は守備が持ち味だけに、この様な展開になると攻撃面で個人技での打開が無いと難しい。ゲーゲンプレスを破るには個人での突破が必要なのに…。

俵積田・小柏を入れてから良くなり得点が2つ入ったのは偶然でもなく相手のプレスが混乱した為。2枚のマークされた俵積田の仕掛けから苦し紛れであるが出したパス。そこにマークを剥がした小柏が滑り込みでゴールに叩き込む。
2点目は仲川のショートコーナーの仕掛けからオウンゴールだが、ラッキーもあったか。

ただ、このゴールや交代含めて遅すぎる。相手ありきのフットボール。スタメンから色々不可思議な部分が多すぎた。相手の嫌がる事どれだけ出来ているのか…。
エンリケがサブにいるのに出ていない事、長友はベンチで指示出し要員だったのか。エヴェルトンは・・・。

高のプレーについても苦言したい試合ではある。全く試合やチームをコントロール出来ていないが、前線にボールが収まらない・人がいないので出し所をクリエイトして欲しかったのが本音か。

何にせよ、今節の様な異常な事態。コンディションの部分が加味されるスタメンであるが、何をどの様に表現したいのか。相手あってのフットボールである点を考えながらスタメン選考すべきではある。


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