東京は3バックでこの試合も挑む。町田との試合は相変わらずの互いに守備を固める塩試合であった。
10分の森重のCKからのバーを叩く以降前半は東京のチャンスというチャンスはなく塩試合。相手の方が決定的なシーンがあったか。
交代のない後半も互いににらみ合い。何かしらミドルサードからチャンスを作るにも相手は引き気味過ぎるので裏へ蹴るパターンが互いに多く。セカンドボールを如何に奪うかという状況が続く。
オセフンとやりあっていた森重をサイドに引っ張る等する工夫、まだ相手の方が交代のカードの早さ含め色々とあの手この手をやってきたか。最後にガス欠を起こした森重の間を通され失点し、敗戦。
たらればを敢えて言うならば、木本の交代において。右サイドを狙われてはいたが、森重を代えても良かったかもしれない。そして、カードだけの理由で土肥幹太を代えたのであるのであれば勿体ない枠を使ったとも言える。エヴェルトン・橋本拳人の方を優先しても良かった。
マルセロヒアン・仲川がとても個人技に走りがちでハマっていない。ポストプレーをマルセロヒアンがディエゴの様に出来るのか?それともこの試合でドレシェビッチにイエローを出した様に、裏へ抜けるラインブレイクタイプなのか?
俵積田は仕掛けるのかパサーになるのか。もう3年目で手の内もそれなりにバレている。コンディションの面でまだこれからであるだけに、化けるなら今シーズンであると期待したい。
DFライン一つ前、高からの展開。縦かサイドからクロスをあげるのか、全体として崩したいのか。今一つチームとして共有出来ていない。スルーパスを狙いすぎな傾向もあるのか、セカンドボールを拾えずになってしまった。
3バックを始め、守備で大きく破綻する事は東京は無いであろう。それだけに、オフェンス時の狙い方をもう少し選手選考から考えて行って欲しい。