東京は守備が堅くキーパーの波多野が危なっかしい場面をみせるも何とか踏ん張る。そういえばショルツは違うが、ほぼDFラインがフィッカデンティ時代のメンツで為か。コースを消し昨年から土台作りと言う意味では守備の堅さは見せてくれた。
ただ、奪ってからの攻撃は相手の切り替えの早い守備。ハイプレスに苦しみ全く繋げず。嚙み合わない連携プレー。ボランチからの供給も寸断をされてしまう。
東京はDF・MF・FWと各グループで前線からのプレスとプレーの質に相手と圧倒的に差がついた。東京のFWでは佐藤ケインだけが気を吐き、ヒアンはプレスをさぼりポストプレーもイマイチ。遠藤渓太は22分のチャンスに自身にボールが来ないと守備をせずにダラダラと後ろを向いて歩く姿を見せる。
少なくとも、神戸の選手はフルタイムで東京に対し人へもボール際へのインテンシティをフルタイム続けてきた。データとして表れている。
東京がその継続が難しいのであれば、スタメンから仲川等を起用しもう少しサイドに蹴る事や工夫を出来たのではないか。
1年通してブレている選手起用。それでも安斎や佐藤ケインの成長は垣間見える。守備の堅さと悪い事だらけではないが、今日の試合で互いの順位に出ている様にチームとして一つになっていない部分が見えた試合であった。