まず、この時期にサッカーはプレーしている側は平気かもしれないが流石に雪はしんどいか。相手の早川のキックの安定感がないのが目立つ程にこの状況でプレーする辛さに対応する能力を問われた。
それよりも観客側にとっても苦行に若干近く、白い息を吐く中開幕戦を見るのは楽しいのだが身体には堪えた。そんなしあいである。春が来るまでカイロや防寒対策をちゃんとしなければいけないと、客側にも試された試合であった。
さて、試合ではあるが37人と人数を増やし補強を施した東京とチャンピョンチームの対決。東京は明らかにプレスの強度を上げて、相手のボールを奪う姿勢を見せる。ヒアンがスプリントで追いかける姿には今季は変わっているのかと思わせるシーンであった。ハイプレスをもっと時間経過と共に強度も落ちずに、精度も上がればもっとチャンスが増えるであろうかと思う。
そんな中でも相手はかいくぐっては来たが、三竿の退場により状況が一変。東京は終始相手を攻め続ける状態であった。鹿島は真ん中を固めて守る展開が最後まで続いた。
遠藤のFKは稲村が蹴るかと言うフェイント含めてゴラッソであったが、その後の失点は頂けない。上位~優勝と言う先を目指すチームはこんな安い失点はしないのが、まだまだチームとして新加入や今シーズンの変更した選手が修正しなければならない。
後半がとにかくサイドを中心に攻め続けたのは印象として良いのだが、「止めて蹴る」が多く、崩せない。ダイレクトプレーやアイデアが足りない。佐藤龍之介の様にシュートへの意識、長倉が狙い続けた裏への意識を持ちながら誰がどこのポジションとプレーをするのが最適か。これから考えるのに監督としては非常に悩ましい所であるが、選手のチャレンジとアイデアはもっと欲しい所である。
PK戦については賛否両論あるが、とにかく負けないという意味ではチャンピョンチームにどんな形でも勝ててシーズンを始めれたのは大きい。シュート20本で1得点(セットプレーのみ)である部分が、如実に課題として出ている。「個」の部分で突き抜けれる様に、もっと大胆なプレーを期待したい。