剥がされていくメッキの閂

2015 / 05 / 16 / 土曜日 / 23:08  |  Category football

首位攻防戦とメディアからの注目を浴びた一戦は、予想を裏切り１－４で東京は浦和に屈しました。

前回の鹿島戦からの修正ができていません。監督の采配以上に選手がボーっとして試合をしてしまいました。それだけ、浦和に揺さぶられ失点を重ねすぎてしまいました。

○前線からの運動量も少なく、プレスを前から掛けるのか等の意思統一もなく…。失点シーンもクロスを上げさせてはいけません。いつもより足が出ていない、寄せきれていないのです。
○梶山の両サイドを使われ放題。前半で三田→高橋なのは、采配ミスを認めています。どう考えても前節同様、東京のウィークポイントはそこにあります。

浦和は東京をしっかり研究してきて、サイドからの崩しと逆サイドへの展開と人数を効果的に使って攻撃してきました。終始ＤＦは振られて、誰がどれに付くのか、ポイントが定まりませんでした。

東京はカウンター対策を取られて、上手くハマらずに遅攻では３人目の動き等が無いシンプルなアタッカー任せになってしまいました。

分岐点は前半終了まで耐えれなかった２失点目です。これが痛かった。余りにもキレイにやられすぎて、修正点をより多く増やしてしまった。
監督の判断も余計悩み、バタついた状態を落ち着かせれる羽生を投入出来ずに３失点目。

・・・前節に引き続きこれまでの積み重ねを見事に攻略されてしまいました。

前田がGOALしたのはかなりポジティブですが、中島の投入も遅いです。
ジョーカーのラサッドは？？データの無い彼こそ何か…と思える人物であるはず。
中島も、ゴールへ向かう姿勢に非常にポジティブな印象を受けました。

 

さて、大きな負けをしたと言えこれで全てが終わった訳じゃないです。改善してチームをもっと強くしていって欲しいです。無駄な交代はもうゴメンです。

ハリルホジッチが視察に来るとダメですね。とりあえず、他を観に行って欲しいと願います。