極論ですが、この試合は最終的には主審によって支配されたあまりフットボールの質は高く無いものでした。しかし、多くの収穫がありました。
まず、メンバーを入れ替えながら勝利した事は大きいです。
レイソルはMF中川をバイタルに据え攻めましたが、荷が重すぎでした。才能は感じますがレベルの差がクッキリ出る場面も。結局FWが活きませんでした。
それだけ、東京のFWからのチェイシングやセカンドボールをマイボールにして支配出来ました。
この試合で東京は、若手・これまで出番の少ない選手が採用されました。
FW林、MF三田・野澤、DF松田。この選手達が非常に成果を出してくれました。
http://www.jleague.jp/match/j1/2015/053005/livetxt#trackingdata
こちらを見て頂くと、野澤走っています。林のスプリントも目につきます。
決してデータで測れませんが、チームへの戦術・貢献度は悪くないのです。
野澤は足元の技術は上手いので、ボランチの位置から前へのパスが多く非常にポジテイブでした。常に攻撃の事を考えているのも好印象です。また、林のチェイシングから何回マイボールになったでしょうか。
元々、ミステルは選手を育成させるタイプの監督だったはず。ベースがあるだけに有望な若手を使って、もっとバランス良くチーム作りが出来ると感じました。
最後に、米本の怪我は詳細分からずですが残念です。羽生も1カ月。中盤の構成に悩む。ただ、あのシーンは頂けませんでした。米本の復帰を願います。