東京は前節の浦和戦ほぼ同様のメンバー(帆高は怪我で白井が右サイドバック。荒木は契約上で仲川に)で挑む形。苦手なイメージよりも、前回と同じ形、そしてミッドミィークからの試合で良いイメージからか。その采配が見事にハマったか、若手達は疲労感も見せずに貪欲にプレーし躍動して新国立競技場5万2千人越えの観衆を楽しませた。
今日、代わりとは言え先発で出た仲川のプレーは素晴らしくて1TOPの役割と見事な先制点を取る仕事をやってのけた。基本守備時にはセットして守る東京はプレスする場面で強度のあるプレスをかけてボールを自由にPAでは蹴らせない状況を生み出していた。
そのキッカケが松木と仲川のプレスするタイミングであった。
シュートを打たれても完全に崩されている場面は少なく、東京がチャンスでカウンターを仕掛けて行くと場内の盛り上がり込みで威力があった。
最後までデュエルの局面で気持ちも入っており、原川の追加点も見事なゴラッソであった。そして今シーズンの初連勝。
ただ、ここで五輪組が抜けてしまうのが、チームとしては非常に残念ではある。ディエゴ・小柏剛はどうなのか。ジャジャも今日の様子であると得点の匂いは漂い始めて居るのだが・・・。
久しぶりのダービーと、初めて町田相手にどうなるのか。メンバーが入れ替わっても守備の形と前線との距離感は大事にして欲しい。